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春菊

2021-03-18

春菊は、キク科の野菜で地方により菊菜とも呼ばれています。
1500年頃に中国経由で日本に伝わってきたそうです。カロチン、ビタミンCを多く含み『食べる風邪薬』とも言われています。
また、独特の香りの成分には精神安定効果やせきを鎮める作用があります。お求めの際は、緑色が濃く葉先までみずみずしく、葉が根本から密生しているものを選びましょう。 栽培者 企画情報課:39歳男性キュウリ栽培に成功。
 栽培に必要なもの

 

●大葉春菊の種
●花と野菜の土 18L
●プランター
●化成肥料べじたろう JAみのり園芸専用肥料、N・P・K=14・10・10

 


 

 

1日目  【9月3日(土)】
(1)プランターに花と野菜の土を入れます。
(2)筋まきにするため、深さ5mm程の溝をつくります。
今回は一筋にまきましたが、たくさん収穫したい方は大きめのプランターで二筋にまくのがよいですね。
(3)これが春菊の種です。
アップで撮影してみました。
(4)種を溝に適当にまき、軽く土で覆い、十分に水を与えました。
水を与える時は勢いよくやると種が流れるので注意しましょう。
発芽するまでは直射日光を避け日陰で保管します。
(5)小さな鉢があったので3・4粒、種をまきました。
8日目 【9月10日(日)】
種をまいてから3日後に芽がでました。

プランターに土を入れ、種をまいただけなのに・・・。
芽が出るだけでうれしいですね。

それにしても日々の成長の早さには驚きです。
来週あたりに間引きをする予定です。

このプランターの幅は20cm程度です。

二筋まきをされる方は、もう少し幅の広いプランターが必要ですね。

15日目   【9月17日(土)】
 高さ3?4cmに成長しました。

本葉が2枚に育ったので最初の間引きに挑戦です。

間引く前の状態です。

ぎっしり生えてますね。
茎もまだ細く折れてしまいそうです。

 間引いた後です。

隙間があき、すっきりしました。

間引いた葉をみそ汁に入れてみました。
味はやっぱり春菊でした。
23日目  【9月25日(日)】
葉の長さは、大きいもので4cm弱にまで成長しました。

形が春菊らしくなってきました。

茎が細いので水やりをすると、どうしても斜めに向いてしまいます。
この状態でよいのか少々不安です。
 営農担当者よりコメント

・来週あたりに追肥10gを施用してもよいでしょう。

(べじたろう〔JAみのり園芸専用肥料〕)

・茎の向きは、生育するにつれ、真っ直ぐに伸びていくので、問題はありません。

・灌水は勢いよくしないように注意しましょう。遠目から少量を灌水してください。

27日目  【9月29日(木)】
予想以上に葉の成長が早く、あまりにも窮屈そうなので間引くことにしました。
間引いた春菊です。

どうも勿体ない気がします。
貧乏性でしょうか^^;

出勤前に慌てて撮ったのでピントがずれてますが、間隔が空きすっきりしました。

あと一回で間引きは終わりでしょうか。

78日目   【10月8日(土)】
 今回は間引きと追肥を行いました。

合計6本を間引き、その後、べじたろう(JAみのり園芸専用肥料)約10gを株の両脇にまきました。

 営農担当者よりコメント

追肥を施して10日目頃が最高に肥料が効いているはずです。
葉に元気が無いのは、根が弱っているのかもしれません。
一度試しに株と株の間の表面土壌を割り箸などで軽く耕してやると、空気が入って根が元気になります。

肥料に軽く土を被せ水をやり作業終了。

画像でもおわかりかと思いますが、追肥をやっている最中に茎を折ってしまいました。
脳裏にはキュウリの苦い思い出が・・・。

茎が斜めに伸びているのが気になったので土を盛りました。

 営農担当者よりコメント

茎が斜めになる原因は、種まき時、覆土が浅く上根(地際部に根が見える状態)になり斜めに傾く場合、又は、間引いた拍子に茎全体が傾いたためかと想定されますが、しっかりと根付いていれば今後の生育に支障はないでしょう。

44日目   【10月16日(日)】
今回の摘み取りは葉だけを収穫してしまいました。
皆さんは、茎から収穫するようにしてくださいね。

今日は、いよいよ最初の摘み取りです。

本葉が10枚ほどになったので、葉3?4枚を残して摘み取ります。

葉はプランターの幅を超えました。

はさみで切って摘み取っていきました。
鍋一回分にしては少ないですね。この品種は大葉ですが、関西では中葉が主流のようです。
一番、長い葉で16cmを越えました。

『新鮮さが一番』ということで、早速、水炊きでいただきました。
やっぱり旨い!

51日目   【10月23日(日)】
摘み取り後、約一週間が経ちました。

前回少し多く摘み取り過ぎたようです。
ここは我慢して成長するのを待とうと思います。

摘み取った部分が変色しています。

撮影後、土壌に空気をおくるため、株間を割り箸で軽く耕しました。

57日目  【10月29日(土)】
今日は朝から雨が降りました。

日々、成長している春菊。
雨に濡れた緑が冴えています。
10月8日に追肥を行っただけなので週末に2回目の追肥をする予定です。

一番多く葉を摘み取った春菊の現在の状況です。

小さなわき芽が出てきてはいますが、見るからに寂しい感じがしますね。
皆さんも摘み取り過ぎには注意しましょう。

65日目  【11月6日(日)】
見てください!元気にわき芽が伸びてきました。
前に摘み取った茎の両脇から育っています。摘み取るのは、もう少し成長するまで我慢しましょう。
営農担当者からの指示の通り、もう一度、表面を割り箸で軽く耕しました。

空気の通りを良くするのが目的です。

追肥にべじたろう(JAみのり園芸専用肥料)を施用しようとしましたが、保管していた場所に見当たりません^^;

花と野菜の肥料で代用しました。

72日目  【11月13日(日)】
追肥を施用して一週間が経ちました。

朝の光を浴びて元気に育っています。

わき芽が15cm以上、成長している株もありますが、摘み取りはしません。

中心に見える切断箇所が前回摘み取った部分です。
これ以上、成長しないのでしょうか。画像右下に小さな葉が見えます。
かわいいですね。
 営農担当者よりコメント

最初の摘み取りは早すぎましたが、その後は順調に成長しているようですね。
摘み取りは、下のほうの葉3?4枚を残し、伸びたわき芽を摘み取るようにしましょう。
また、早い時期での摘み取りや、取りすぎは生育が遅れるので気をつけましょう。

79日目  【11月20日(日)】
 先週より一段と成長しています。

画面、左下の株はプランターの縁に近いせいか成長が遅れ気味です。

今回は、よく伸びたわき芽を摘み取ることにしました。
茎をハサミで切っていきます。
合計3本を収穫しました。

風邪予防のためにも、たくさん食べるように心がけたいですね。

86日目  【11月27日(日)】
先週に3本を摘み取りましたが、別の株からも、わき芽が元気に伸びてきています。

何回も摘み取りができるのは、魅力ですね。

 営農担当者よりコメント

順調に生育していますね。追肥10g(べじたろう)を20?25日おきに施用するようにしてください。

99日目  【1月9日(日)】
朝晩めっきり寒くなりました。

ここ最近で3回ほど霜が降りました。

その影響か変色している葉が見受けられます。

一度、摘み取ってから追肥を施用し、霜対策をする予定です。

 

 営農担当者よりコメント

霜が原因で葉が黒く変色していると思われます。
こうなると成長が遅れてしまいます。
冷え込みが続く場合は、プランター全体を被える透明のビニールで保温すると良いでしょう。

また、冷え込みの強い夕方に灌水すると凍ってしまい根が痛む恐れがありますので、午前中に灌水するようにしましょう。

114日目  【12月25日(日)】
こちらでも雪が積もりました。
庇で雪からは逃れました^^;今回は寒さを防ぐためビニールで被います。
プランター用のセットが市販されていたので購入しました。支柱を立ててビニールで被う簡単なものです。
被ってからは成長が早まったような気がします。それから追肥(べじたろう(JAみのり園芸専用肥料))を10g施用しました。鍋やみそ汁に使っていますが、摘み取りは何回も収穫できるので便利ですね。
123日目  【1月3日(火)】
どうにか年を越すことができた春菊です。

年末に摘み取ったので葉が少ない状態です。
端の茎が成長が遅く窮屈そうなので、間引こうかと思います。

(ビニールでわかりにくいですね。
すみません。)

 

 営農担当者よりコメント

この寒さで生育が遅れているようですね。
日中は日当たりの良い場所に置き、できれば夜間は屋内に置くほうがよいでしょう。
今回は、摘み取りの量が多すぎたようですね。
また、成長が遅いものは、間引いても支障はありません。

128日目  【1月9日(日)】
今日は、朝から晴天でした。
水やりを行ってから、日当たりの良い場所に移しました。両端の茎の成長が遅く感じられましたが、結構、伸びてきているようなので、間引かずに、もう少し経ってから根から収穫しようと思います。画像は夕方に撮ったものですが、朝より若干、葉が伸びた気がしました。
133日目  【1月14日(土)】
今週は、寒さが緩み気温も高かったせいか、成長が遅れていた両端の春菊も一気に大きくなりました。

根から収穫しようと考えていましたが、この分だと摘み取り収穫でもいけるかなと欲が出てきました^^;

そう寒くないので夕方にたっぷりと水やりを行ったものの翌朝、外は霜が降っていました。
予想外の気候にビックリ・・・。

140日目  【1月21日(土)】
徐々にですが成長しています。
今日は、時間が無かったので、追肥(JAみのり園芸専用肥料)10gを土の上にまきました。
(手抜きですみません^^;)その後、水をやって終了。
画像の中心から下側へ伸びている葉で全長11cmぐらいです。いつ頃まで伸びるんでしょうか。
 営農担当者よりコメント

とう立ちする3月下旬頃までは摘み取り収穫することができます。
とう立ちすると葉・茎が堅くなり苦味が増すので、それまでに収穫しましょう。
※「とう立ち」:花が咲く直前に茎が伸びてくる現象

149日目  【1月30日(月)】
日曜日は日中、雲ひとつない晴天でした。
布団を干されたご家庭も多かったのではないでしょうか。太陽の日差しを浴びた画像を載せたかったのですが、バタバタして気が付けば、既に夕方・・・。
朝に撮るべきでした。肝心の春菊ですが、伸びている茎と、そうでない茎の差があるように思います。両端の春菊は相変わらず成長が遅い感じです。
ガンバレ春菊!
 営農担当者よりコメント

この時期は、気温も低く生育が遅いですが、新葉が出てきていますので、もう少し見守っていきましょう!

154日目  【2月4日(土)】
冷え込むと思ったら、外は薄っすらと雪景色でした。
ここ最近は、温暖の差が激しいですね。
我が家ではインフルエンザが蔓延中です^^;
さて春菊ですが、今は摘み取りをずっと我慢して見守っています。

成長に変化がないと、おもしろみに欠けますね。

170日目  【2月20日(月)】
また葉の先が変色しています。
私の知らないうちに誰かが千切ったのでしょうか。イタズラ好きな子供の仕業!?
触らないようにと伝えているのに^^;週末に小さな茎は根から引き抜くことにします。
 営農担当者よりコメント

葉の先の変色は、病気ではありません。
「とう立ち」を向かえる準備をしている状態です。
近いうちに根から収穫し、栽培を終えてはどうでしょうか?

177日目  【2月27日(月)】
全部の茎を根から収穫する予定でしたが、どうも勿体ない気がして一本だけ抜いてみました。

簡単に抜けると思っていましたが、根が張っているせいか土と一緒に持ち上がってしまいます。
土を叩き落しながら、ようやく引き抜きました。

この分だともっと土を深くしてもよかった感じです。

183日目  【3月5日(日)】
 今回は、3本を抜きました。

それにしても土の中で、しっかりと根を張っています。
『もっと株間をあけて育てたほうが良かった』等々反省点ばかりです^^;

あと1本、残してますが花が咲くまで見守ってやろうかと思案中です。

地元のスーパーでは菊菜の名で販売されているのを、見かけましたが、冬場のような元気さはないように感じました。

189日目  【3月11日(土)】
 結局、残りの1本を残すことにしました。

春先取りの陽気のせいか、茎が一気に伸びています。
久々に元気な春菊の様子を見ることができました。

198日目  【3月20日(月)】
今朝の春菊です。
先週より新葉が増えている様子です。朝から快晴ですが、昨日は、みぞれ混じりの雨が降りました。
相変わらず、温暖の差は激しいですね。
203日目  【3月25日(土)】
今日は朝から晴れ間が広がり、絶好のレジャー・洗濯日和でしたね。

春菊も気持ちよさそうに日光浴をしていました^^;

葉も一段と成長しています

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