アグリ情報Agri Information

スイートバジル

2021-03-18

 効果

神経を静め、咳を鎮める効果があるほか、
胃の働きを盛んにしたり、食欲増進の効果もあります。
バジルティーにすれば、頭痛、神経過敏に効果があるといわれているんですよ。

 栽培ポイント

十分な日照が必要です。
肥沃で排水の良いほ場が適しています。

生育期間中にほ場が乾燥しすぎると、葉が固くなって品質を損ねるので、乾燥には十分注意しましょう。

花芽が付くと葉が伸びなくなり、風味も劣ってくるので、収穫を兼ねて早めに摘心、摘蕾をしてください。

スイートバジルはスパイシーで甘みを秘めたような風味なのよ。

 栽培時期
 苗づくり
幅の広いプランターに、市販の土を入れて7?8cm間隔に種をまきます。
覆土は種子が見え隠れする程度に薄く丁寧に行い、板で軽く鎮圧します。
その後、水をたっぷりと掛けましょう。
発芽には25℃くらいの温度を必要とするので、新聞紙を掛けた上からビニールで覆っておきます。本葉が1?2枚になると8cmくらいの大きさのポリポットに鉢上げを行います。
 幼苗期に10℃以下の低温にあうと生育が進まず、早くから花芽分化して収量や品質の低下となるので、育苗期は特に注意して温度管理をしましょう。
 畑づくり・定植
植え付け半月前までに、1m2当たり完熟堆肥500g、油かす50g、カキガラ石灰100g、化成肥料(べじたろう)40gを施して耕し、90cmの畝を立てます。
定植は、株間25cm、条間50cmとしてください。
 追肥
20日に1回くらいの割合で、畝と畝の間に少量の油かすをまき、クワで土を畝に盛り上げます。この時、除草を兼ねて中耕すると良いでしょう。
摘心
花蕾ができてくると、それに養分をとられて品質の良い葉になりにくく風味も劣るので、その部分をハサミで摘心してください。
 収穫・利用方法
収穫は、蕾が開く直前に行います。枝分かれしてくると、摘心を兼ねて摘み取ります。
収穫後は、紙袋に入れて乾かし、細かく砕いてビンなどの密封容器に入れておくと長期間利用することができます。
バジルは切り口から変色しやすいので、食べる直前に摘み取るのがベストですよ。 スープやシチュー、肉や魚料理、サラダに使うと、さわやかな香りが漂います。
生葉は、トマトや卵と良く合い、ちぎったものはサラダにしたりパスタ料理に使います。ドレッシングに刻み入れても風味が生きます。

加熱調理をするときは、料理の仕上げに加えます。
ティーにすると風味がまろやかになります。

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